
佐々木 智章
Sasaki Tomoaki
製品の美しさと
製作スピードは
当社の大きな差別化部分
中野製作所に入社した理由を教えてください。
工業高校出身なので、ものづくりを学んできたのですが、製造業はライン作業で、毎日同じものを淡々と作るというイメージがあり、あまりいい印象を持っていませんでした。だから本当は製造業以外の仕事をしたいと思っていました(笑)。
でも、中野製作所は、そんな製造業のイメージと全く違い、多種多様な製品を作っているのがとても印象的でした。当初は試作品がメインだったこともありますが、「製造業でも毎日違うものを作る仕事がある」ということを知って、新鮮な気持ちでした。そこからスタートして、気づけはもう入社して9年目になりました。
現在のお仕事内容を教えてください。

検査室、工場全体の温度を管理し、製品寸法などの品質を維持するとともに、出荷前の製品の検査を行っています。
樹脂製品は温度によって形状変化を起こしやすいので、加工後、室内の温度をなるべく一定に保ち、寸法の狂いや形状変化が起こらないようにする必要があります。温度が1度変わっても、製品によっては変化を起こすものもあります。さらに、雨の日には湿度によっても変化します。
寸法や形状が変化してしまうと、お客様の指示通りの製品にならず、場合によっては納品できなかったり、会社の製品の品質を左右したりします。
樹脂製品を扱う会社にとって、温度管理は大変重要な仕事の一つになります。
どんな時に仕事のやりがいを感じますか?
加工後、出荷までに時間がかかると、いくら温度管理を徹底していても形状変化が出やすくなりますので、できるだけスピーディーに検査し、出荷することを目指しています。
予定通りに検査と出荷がスムーズに進んだ時は、やりきった感がありますし、いい状態で製品をお客様の元へお届けできたという嬉しさがあります。
また、検査は最終検査だけでなく、加工後すぐにも行いますが、この検査に時間がかかると、現場の人を待たせることになり、無駄な時間が生まれますので、機械をスムーズに回すという意味でも、検査時間をできるだけ短くするように心掛けています。

中野製作所はどんな特徴がある会社ですか?
製品の品質や美しさに関しては、お客様からとても評価が高いですね。あとは対応力とスピード。他社のことは分からないですが、この3点はお客様からいつも高い評価をいただけるポイントですので、会社として自信を持って良い部分だと思っています。
会社の雰囲気も明るいですね。例えば不良品が出てしまった時でも、それを引きずること無くすぐに切り替えて作業を進めています。
もちろん、失敗した点は話し合い、同じことを繰り返さないように対策もしっかりとっています。会社全体がポジティブ志向というか、前向きな雰囲気があると感じます。
佐々木さんの1日のスケジュール
8:30 | 出社 |
8:50 | ミーティング |
9:00〜12:00 | 製品検査作業 |
12:00〜13:00 | お昼休憩 |
13:00〜17:00 | 製品検査作業 |
17:00〜19:00 | 加工の補助作業(材料のカットや加工作業など) |
19:00 | 退社 |