尼崎双星高校の生徒と挑む「新商品開発プロジェクト」
尼崎市立尼崎双星高等学校商業学科の生徒さんたちと、新商品の開発を始めました。
株式会社エアグラウンドさんが同校で「課題研究」の授業の一環として行う、「ものづくり企業の技術と材料を活かして新商品を開発する」というプロジェクトに、弊社が協力企業として参加しています。
まずは、会社や商品の紹介から
第1回目として、9月26日(月)に弊社や事業、開発商品についての説明をしてきました。
弊社からは社長の戸井のほか社員2名が参加し、まずは自社の紹介から始め、オリジナル商品の製造販売をするようになったきっかけをお話ししました。
以前は「仕事をもらって製造する」スタイルだったのが、リーマンショックで仕事が減った時に止まっている機械をどう動かすかが課題になり、自分たちで何かできないか考えてオリジナル商品の企画から製造、販売まで行うようになったこと。
いろいろと取り組んで商品を世の中に出していくうちに、さまざまな会社から「何か作ってほしい」とご依頼をいただくようになったことなどを伝えました。
ファスナーの引手に付けるアイテム「ToyChuck®」(トイチャック)、尼崎で食品サンプルを作る企業とのコラボ商品、尼崎をかたどったキーホルダーなど、これまで開発してきた製品についても紹介しました。
「ToyChuck®」商品の一例
新商品のアイデア出し
話を聞いた生徒さんたちは班に分かれて、新商品のアイデアをふせんに書き出す作業に挑戦しました。高校生からどんな発想が出てきたのでしょうか?
参加した社員の感想です。
「大人になって授業に参加すると思ってなかったので、すごく新鮮でした。高校生の視点が大人とは違うなど、驚くことばかりでした」
商品のアイデアを相談
11月7日(月)にも授業に参加しました。進捗状況の確認をし、高校生から「数種類のアイデアを一つにまとめたい」という課題や費用面についての相談を受けました。
現在あるパーツの組み合わせなら試作ができることを伝えて、試作に入ることに。
参加した社員の感想です。
「もっと悩んでいると思っていたけれど、ToyChuck®を軸に考えてくれていたことに驚きました。軸がToyChuck®だったので、スムーズに試作への話し合いができたのがよかったです」
試作品を持っていきました
11月9日(水)も授業へ参加。試作品を持っていきました!
高校生と一緒に問題点を洗い出し、次の試作へ向けてのミーティングをしてきました。
商品開発は着々と進んでいます。
まとめ
尼崎市立尼崎双星高等学校商業学科の生徒さんたちと、新商品の開発を始めました。高校の授業に社長をはじめ社員が参加し、自社や製品について紹介した後、高校生たちはさっそく新商品のアイデアを出し合いました。その後も授業に加わって高校生からの相談に乗ったり、話し合いをしたり。試作品もできて、開発は着々と進行中です。